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2011年10月26日 (水)

NO.88 【訃報】どくとるマンボウ、北杜夫さんが亡くなった…

敬愛する小説家、北杜夫(きた もりお。本名:齋藤宗吉)が亡くなった…享年84歳。

どくとるマンボウの名で、年配の方々を中心にご存知の方は多いと思います。
マイページにもあるとおり(ココログ会員しか閲覧できないのかな?)、私は北杜夫の大ファンです。

芥川賞受賞作家なんですけど、純文学のみならず児童文学、エッセイまで、とにかく幅広いジャンルで才能を発揮する作家でした。

若い読者は知らない人かもしれないですね。

お昼の休憩時間にブログ友達から連絡があり、一瞬、眼を疑いましたけど彼がウソつくはずもない、ということで・・・あまりものショックの大きさから、午後は仕事休んで帰ろうかと本気で考えました。

でも、それが許されない状況だったので、我慢して仕事続けました。

以前も書いたかもしれませんけど、合格した高校から「この中から1冊選びなさい。それを読んで入学式の日に感想文を提出しなさい」と。

芥川やら太宰やら、数ある作品の中から「表紙見た目最も簡単そうな本」という基準で、「どくとるマンボウ昆虫記」(北杜夫著)を選択しました。

北杜夫?誰?なんて読むの?

キタ なんとかオ?(笑)

早速読みました。一気に読み終えました。

面白い!日本人に欠けてるユーモアがある作品!

楽しみながら感想文を書きました。

「夜と霧の隅で」で芥川賞を受賞しました。

代表作は「楡家の人びと」、「どくとるマンボウ航海記」でしょうかね。

児童文学だと「さびしい王様」。

11年前、世田谷文学館で北さんの講演会がありました。

直接お目にかかったのは、これが最初で最後となってしまいました。

(最近は人気なさそうだから)開場1時間半くらい前につけば余裕で整理券をもらえるだろうというノリで世田谷文学館に着くと…おお!なんという行列!

焦りました。

ひょっとして、門前払いかも。

やがてスタッフが整理券を配り始めました。

私の数人後ろで、整理券が無くなったようです。

とりあえず、北さんの話をナマで聞ける。

エッセイ等で書かれていた内容が中心だったと思いますけど、細かい講話内容は忘れてしまいました。

会場が爆笑の渦だったことは記憶しています。

ちなみに阿川弘之さんらしき方も、来賓席?にお見えでした。

北さんの優しさは、彼独特のユーモアを通して、難しそうな作品から軽いエッセイへとあふれていました。

私は北さんの作品をほとんど全て所蔵しています。

現代の小説家はよく知らないので分かりませんけど、私にとって北杜夫は、その作品によって私の人格形成に大きな影響を与えた人物です。

人間、いつかは死を迎えねばなりません。

分かってはいるのですけど、この現実を受け容れるのには、相当時間がかかりそうです。

余談ですが、北杜夫が罹患していた双極性障害(躁うつ病)は私の病気と一緒です。

ファンになると病気まで伝染するようで。

純文学読むの、もうやめようかな。

私の青春が、ついに終わってしまった。

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コメント

青春が終わってしまったように感じるくらい北杜夫さんがお好きだったんですねweep
大好きな作家がなくなると言うのは、愛する人が亡くなるのと同じくらい半身を削がれたように感じるものなのかもしれないですねsad
と~まにはそこまで好きな作家がいたかどうか…。
でも、作家はいいですね。ちゃんと作品が、その人の半身である作品が残っていますもの。どうぞがっくりしないで、もう一度作品達を愛でてあげて下さい。心が癒されるかもしれませんよぉ

とーまさんこんにちは。いつもコメントありがとうございますhappy01

愛する人がなくなる、それよりはマシなのかもしれませんけど、ショックは大きいです。

とーまさんがおっしゃるとおりです。
幸い私の書棚には北杜夫の作品がほぼ全て並んでいます。

動揺が収まったら、じっくりと北杜夫の作品を味わってみたいなと思います。

的確なアドバイス、ありがとうございました。

この世で、もっとも役に立たない作品をつづった、どーでもいいおっさんが、くたばった。
墓碑に刻んであげよう。「この世でもっとも無駄な文字を並べた、作家、ここにくたばる」

よんじさん、コメントありがとうございますhappy01

よんじさんのコメントを北杜夫に読んでもらったら、きっと笑顔で納得してくれる…そんな気がします。

読者の皆さんは、よんじさんの墓碑の意味、分かりますか?

北さんは上品なユーモアを純文学やエッセイなどに織り込み、私たちを楽しませてくれました。

北さんは亡くなりましたけど、私の書棚にある「北杜夫の作品」が私の心を慰めてくれる、と信じることにします。

どうも取りとめのないコメントになってしまいました。

今晩は。

中学・高校時代に自分の感性にあった作家に出会えると、その後の人格形成や人生に関係するかもしれませんね。

それが私には遠藤周作さんで、北さんは「狐狸庵先生」の中でよくからかいの材料になっていました。双極性障害のことも何回も狐狸庵先生には出てきます。そういう意味で北杜夫さんは、私には身近でした。遠藤周作さんが旅だってから、狐狸庵先生に登場した北杜夫さん、阿川さん、吉行さんが私には遠藤周作さんの「形見」のように思えていました。他にも、手塚治さん、藤子不二夫さん、赤塚不二夫さんと次々と昭和の文化を作った人が他界してしまい、寂しさを感じています。

蔵書を読み直し、その世界に浸ることで作家は心の中によみがえる、そう思って大事に本をしまってあります。
ハクさんも北杜夫さんの本を大事にし、時々読み返すことで癒されてくると思いますよ。

エリスさん、こんばんは。コメントありがとうございますhappy01

遠藤周作さんのエッセイには、北杜夫が頻繁に出てきますよね。
同様に、北のエッセイにも遠藤周作さんは必ずと言っていいほど。

同じ出来事、例えば軽井沢の別荘で遠藤周作さんが北杜夫を招いたときの話が、遠藤さんのエッセイと北杜夫のとでは全く違う(笑)

私の文学遍歴はエリスさんと似ているようです。
遠藤さんと北杜夫とを入れ換えれば、そっくりですね。
吉行淳之介を弱くして、宮脇俊三を加えれば。
遠藤さんの本も私の書棚に並んでいますよ。

遠藤周作さん=長崎、北杜夫=松本、ということで、長崎や松本を再訪したいものです。

心が落ち着いたら、マンボウ物から入って、楡家の人びとや、輝ける碧き空の下でを再読してみようと思っています。

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